ピンクのシリコン(非貫通)

クソどうでもいいことばかり書いてある。

FINAL FANTASY XVI プレイ日記1

7年以上使ったおんぼろPCがさすがに限界なので新調した。DELLで買いました。めっちゃうるさいしたまにキーボードが熱い以外は文句なし。キーボードの配置が若干今まで使ってたのと違って打ち間違いがめちゃくちゃ多くなってしまう。

しかしRAM4GBのCeleronからRAM16GBのCorei5になると、チャリンコから自動車になったかのような快適さの向上を感じられる。素晴らしいね、PC。

 

・FINAL FANTASY XVI

プレイ日記と題したが、クリアしたのでネタバレありで感想を書いていく。

サブクエストは完全にスルーで、プレイ時間は32時間(PS5のホーム画面で確認)。サブクエストをほぼスルーしてきたのでロアに関してはかな~り理解できていない面があると思うが、そのうえでの感想。

 

まずシナリオだが、体験版範囲の「これはとんでもないゲームになるぞ…」という期待とは裏腹に、結局いつものFFって感じだった。それでも中盤くらいまでは最高に楽しい文句なしのFF。が、個人的にアルテマとジョシュアが本格的に絡み始めてからのシナリオがガバガバに感じてしまった。それ以前からもガバはあったものの、「いずれこの違和感は回収されるんだろう」と思っていたので気にならなかった。結局最後までガバはガバ。昭和生まれが読んでたような少年漫画とかゴジラのVSシリーズ見る気で遊んだほうがいい。ご都合主義も極力なくしたという割には結構ご都合っぽいシーンも多い。俺は最初、本格ダークファンタジーなFFだと思って遊んでいたから気になったが、結局クライヴがイフリートに覚醒するころには「いつものJRPG」として遊んでいたのでだんだんと気にならなくなった。灰の大陸に行くまでは結構楽しめてました。

そのうえで、灰の大陸以降…というかバルナバスが本格的に登場し始めてからのシナリオは若干乗れませんでした。ずーっと自我自我いうとる。何回繰り返すんや自我自我…。と思ってみてた。というかこの辺から同じ敵キャラをずーっと追いかける展開になるから若干ダレる。そんでもってボス戦も結構くどいし。

ほかにも、ラスボス戦の演出は熱くしたいのか笑わせに来てるのかわからなくて困惑した。最後の幻想だの究極の幻想だの、ゴールドエクスペリエンスを食らったブチャラティみたいなアルテマだの、999999だの、あの辺のセンスは全部ダメだった。シリアスな展開なのかギャグなのかはっきりしてくれ。エンディングが結構しんみりできただけに、直前のこれらで台無しにされた気分。でもクライヴの最後には納得できるし、いい終わり方だったと思う。直前の見せ方がマジでダメだっただけで。

シナリオに関してはこんな感じ。結局いつものFFでしたと。でも最後までノンストップでエンディングまで突っ走れる勢いのあるゲームだったとは思う。実際FF13は「こいつら操作したくねぇ」と思って序盤で辞めたし、FF15も「誰一人好きになれないしこいつらの運命なんて興味ねぇ」と思ってしまって途中で辞めてしまった。それらと比べるとクライヴは「こいつの運命を最後まで見届けたい」と思えるキャラだったと思う。なんなら歴代FFの中で一番のめりこめるキャラだった。

 

次にバトル。DMCライクな戦闘で、体験版で使えなかった召喚獣アビリティがどんなものかと期待していたが、結局使いやすかったのはフェニ、ガルーダ、タイタンだった。オーディンもどっかに入れたいくらい使ってて楽しかったんだけど、空中コンボのためにフェニは外せないし、ダウン延長でガルーダを使うのも癖になってる。タイタンは楽しいので必須…と思うと結局使う枠が足りなかった。斬鉄剣かっこいいのに…。

それ以外は、バハムートとラムウは強いのかもしれないが使い悪すぎるのと、シヴァは使いどころがよくわからなかった。バハムートに関してはメガフレアだけマスター化して必殺枠で使ってたが。この辺はもっとやりこんでいけばいいところも見つかるはず。

主人公側のアクションは楽しい一方で、終盤の敵の範囲攻撃が酷い&戦闘が長いで疲れた。これもスレイプニルorバルナバスあたりから顕著というか…ひたすら出し得技を出され続けるような戦闘に感じてしまった。エフェクト激しいせいで敵のモーションが見辛いってのもある。もっとインファイトしたかったです。

 

バトルに関連して、召喚獣バトル。これも長い。やれること自体はクライヴの基礎アクション+αって感じなんだし、全ゲージ半分でもいいと思う。でも個人的にコレはかなり楽しめた要素だった。やっぱゴジラとか好きだったからああいうデカブツが大暴れするのに弱い。2週目は最初からフルスロットルのイフリートで遊ばせてほしいね。

でもバハムート戦とかアルテマ戦みたいに敵との距離感が掴みづらいのは勘弁ね。

 

音楽とムービーは神。ムービーゲーって嫌悪されてるけど、個人的には話さえ面白ければムービーはご褒美だと思ってるし、FF16のシナリオは終盤を除けば乗れていたのでめちゃくちゃ楽しめた。音楽は言わずもがな。ジョシュアが灰の大陸で壁画を見つけるときに流れたBGMがFF1のフィールドのアレンジでおっちゃん大興奮したよ。

 

と、まぁ個人的なFF16評はこんな感じ。一言でいえば「良ゲーだけどガッカリゲー」。結構楽しめたけど、期待してたよりはダークじゃなく普通にFFだったなって感想。バルナバスとアルテマ…というよりアカシア関連がどんどん出始めてきたあたりで若干ダレる&一部演出がギャグにしか見えないので終盤がイマイチに感じたけど、それまではマジで楽しかった。最終的には「普通に面白い」くらいの感じ。俺が今までやったFFの中では1番面白かったです。

 

ではFINAL FANTASYモードに行ってきます。