ピンクのシリコン(非貫通)

クソどうでもいいことばかり書いてある。

とあるオタクの懐古目録 新約4巻

新約とある魔術の禁書目録4巻

まだ途中までしか読んでないけど雑感を残しておく。というのも、現在は電撃ノベコミというアプリで新約4巻を読んでいるんだけど、丁度この新約4巻は更新中なのでノベルポイントで読むことができない。更新前のシナリオを先読みすることも可能だけど、その場合課金が必要。だったら本買うよね。幸い1日1ピリオド更新のような感じなので、今月中には終わってくれそう。そのあとは書籍かなぁ。

 

んで、新約4巻。正直、新約1巻~3巻は「金返せ!」ってレベルで3巻連続(面白い部分もあったとはいえ全体で見ると)つまらなかったけど、この新約4巻は面白い。新キャラばっかりだし幻術バトルとかでクッソ読みづらい部分もあるけど面白い。発売当時は、不満だらけだった新約1巻~3巻を連続で出された先のバゲージシティでいきなりバトルトーナメントが始まったので「もう実験()には付いていけねぇ、読まねぇ」と投げ出しちゃったけど、ちゃんと読んでおけばよかったと後悔する程度には面白い。この1冊を読んでいたら俺は禁書目録に見切りをつけなかったと思う程度には面白い。なんでこんなに楽しんでるのかはよく分からないけど、前の3冊よりはページをめくりたくなる衝動に駆られる。

 

基本的には暗部組織の抗争がメインだった旧約15巻を思い出すような展開。バトルトーナメントは早々に瓦解し、木原くン一族とグレムリンバトロワが始まる。基本的に死人が出ない禁書目録だけど、暗部編はバサバサと死んでいくから次の展開が読めなくていい。お約束的な感じで人が死なない禁書も好きだけどね。ただ今回は一方通行や土御門、結標、エツァリなんかの馴染みあるキャラや、学園都市第○位のレベル5が登場するってことは(今のところ)無さそうなので、15巻ほどの面白さはあんましない。それでも新約1~4ではトップクラスに面白いと思う。前3巻が酷すぎるだけかもしれない

 

 現在はMain31-1まで読了。雲川鞠亜、サフリー=オープンデイズ、近江手裏と木原円周戦です。なんか急に木原病理さんも参戦。1章ごとではなく、数ページごと(?)で区切られているせいで、ノベコミ読みだと前回の記憶を忘れてしまう。新約4巻なんて大半が新キャラだし、各キャラの動機や目的を覚えておくなんて至難の業よ。もう買っちゃおうかなと悩むレベル。でも新約4巻って買った記憶はあるんだよね。表紙の乱数ちゃんを覚えている。多分実家の押し入れを探すと段ボール箱に仕舞われたラノベの中から出てくるはず。なので買うに買えない。あとどうせ買うなら電子がいい。けど電子版はKindleにないし、何処で買おうかな~と悩み中。ノベコミの新約4巻配信ももうじき最後まで行くだろうし、それまでにどっかで新約5巻からを買うサイトを見つけておきたいな。

 

・11月13日追記↓

 少し読み進めました。ダインスレーヴの鞘から引き抜かれた刃を見たせいでサフリー=オープンデイズ選手、近江手裏選手、脱落!マジかよ。ダインスレイヴはラグナロクを始めるための剣だとかなんとか…ゴッドオブウォーやってたのに北欧神話は詳しくないのである。そのダインスレイヴが引き抜かれた先のことを想像すると、恐怖によって心臓が停止する(ちなみに魔術でも何でもない)…ってことで合ってるのか?無茶苦茶なもん出しやがる。好きになれそうだった木原加群ちゃんも病理と相打ちになってしまいました。悲しいね。

 んでここからよ。また何か訳の分からないことが始まった。全体論の能力者。学園都市製の能力者はミクロの世界(パーソナルリアリティ)を歪めることで、マクロの世界(現実)を歪めるけど、全体論の能力者はマクロの世界(宇宙を折りたたんだり銀河を吹っ飛ばしたり)を歪めることで、ミクロの世界(現実)に歪みを引き出す…ってコト…?能力を発動している主体自体はマクロ世界(宇宙規模)の歪みは感知できず、能力の発動しか自覚できないらしいけど…。だったら能動的に能力を発動したりはできるのか…?面白いけど正しく理解できているとは思えない。風が吹けば桶屋が儲かるのが学園都市製で、桶屋が儲かるから風が吹くのが全体論…?この辺もうちょっと詳しく解説が欲しいけど、禁書を楽しむにあたって必要な理解度はざっくりでもいいのかもしれない。

今回はバゲージシティというマクロの世界を、木原とグレムリンの戦闘を起こすことで歪めて、全体論の能力を発動させようとした(させた)結果、未来のバゲージシティの歪みに現在が引っ張られるとかいうややこしいことが起きて、元あった現在の法則とは別の法則に支配されていたとかなんとか…ややこしい。インセプションの”キック”くらいややこしい。

まだ最後までは読めてないけど、ここで全体論の能力者なんて出してくるあたり今後の展開にも関わってきそうね。旧約15巻なんてまさに『別の法則』に支配されてたんじゃないかしら。

 

・11月14日追記

新約とある魔術の禁書目録4巻、読了。噂のオティヌスが登場し、マリアンを回収して帰っていった。ちょろっとフィアンマとオッレルスが登場した。垣根帝督の復活フラグが立った。ちょっとワクワクしたけど、よく考えたらていとくんはこの後更にメルヘン野郎になったりカブトムシになったりバレーボールになったりキーホルダーになったりするらしい。あの日見た垣根帝督のキャラを僕たちはまだ知らない。(というか新約4巻最後の名前が出てくるところ、垣根督になってたぞ!しっかりしろ!!)

1巻通してみると、木原一族とはどういうものかの説明、グレムリンの目的、全体論の能力者について、ていとくん復活フラグについて…等々の説明がほとんどだった気がする。『バゲージシティで木原とグレムリンがドンパチやってます!』から上条当麻登場まですっ飛ばして読んでも大丈夫そう。でも結構面白かったです。ぶっちゃけ新約1~3は無かったことにして、4巻からスタート切ってれば売上落とすことも無かったのでは…?ってくらいの面白さはあったと思う。それだと一方通行の日常を生きる決意とか、麦野の墓参りとか、フレメアとか、魔術に関するおさらいとかがどうなるんだ!ってのもあるんだけど。

 

そうそう、電撃ノベコミでチラッと5巻の序章を読んだけど、ようやくいつもの『とある魔術の禁書目録』っぽい文章が見れて良かったです。やっぱインデックスと上条さんが居ないと始まらない。というわけで、今後は電子書籍を利用して読んでいこうかと。本当は本で欲しいけど本棚が足りないからね。アプリで読めるまで待つのもアホくさいし。ノベコミのほうでは外伝作品なんかを漁ってみようと思う。

 

今回はこの辺りで。