ピンクのシリコン(非貫通)

クソどうでもいいことばかり書いてある。

雑記:ベルセルク

ウラケンが亡くなってしまった。あと20年くらいはベルセルクの最新話を待ち続けることができるとばかり思ってた。中学生の頃、友達に教えてもらってからは、ずーっとこの漫画がおれの中で一番だったため、かなりショック。当時は確か37巻まで出ていた。海神編が終わって、チッチが出てくるところね。

俺がダークソウルやドラゴンズドグマに手を出したのも、(ある程度の)グロ耐性が付いたのも、某ステルスメジャーを知ったのも、ちょいちょい漫画を漁るようになったのもベルセルクが始まりだった。自分の好きな作品が影響を与えたコンテンツを漁っていくのが好きなんだけど、その大元にいたベルセルクがすっぽりと抜け落ちてしまったような気分(厳密にいえばベルセルクグインサーガヘルレイザーナウシカアイドルマスターあたりに影響を受けてる部分があるんだけど、そのあたりは未だ触れていない)。

 

今回の件以前からも未完になるんじゃないか?と言われていた作品だったけど、個人的にはなんとなく、この先10年くらいで完結してくれるんじゃないかと思ってた。ガッツが帆船に乗って妖精島に行くってのは1994年時点(有志がウラケン本人にインタビューした同人誌があったらしい)で構想にあったらしいし、2012年あたりの黄金時代編3部作のインタビューか何かでは「そろそろゴッドハンドの話を描いていく」と言っていた(おそらく単行本未収録部分の最新話に繋がる)ため、構想で詰まるということは無かっただろう。技来先生との対談では「もうこれからは話を畳んでいく」と言ってた。連載ペースを上げる策も幾つか考えていたようだし。なんとなく、ベルセルクはちゃんと完結して、そのあとでギガントマキアの続きでも描いてくれるんじゃないかな~なんて楽観的に思っていた。その矢先にこれである。悲しいなぁ…。