Yonder:青と大地と雲の物語というゲームをトロコンしたので、感想を書いてみる。
・雑紹介
5年と22日(ゲーム内時間)でトロコン。ゲーム内の一日が現実時間での約10分ということで、トロコンまで約30時間といったところだろうか。放置時間も込みのプレイ時間だけど、参考までに。石や草の要求数が結構エゲつないから、序盤から集めておくことをお勧めする。
トロフィーだが、大体のものは普通にシナリオをプレイしていれば粗方取れる。戦闘が無いゲームということで、誰でも時間さえかければトロコンできるようになっている。ネコ集め、妖精コンプ、魚コンプあたりがメンドクサイかもしれない。海外のインディーズゲームということで攻略サイトは充実してないものの、探せば出てくるのでネコ集めや星座、妖精コンプを目指す時は参考にすると良い。
おそらく一番時間のかかる魚コンプについては、モチャ湾だったかの商人がほぼ全種類の魚を売ってくれるので、そこで魚釣りをするのをお勧めする。ラッキーレインボーフィッシュもフルガーフィッシュもクイーンフィッシュも店売りを確認済み。ギガレフフィッシュは最後まで確認できなかった。川や湖でしか釣れない種類の魚もいるが、ギガレフフィッシュやラッキーレインボーを狙う過程で店に並ぶと思う。それほどギガレフフィッシュは出なかった。
俺の初期型PS4のせいかもしれないけど、フレームレートがあまり安定せず、エラー吐いてアプリが落ちることが何度かあったので、こまめなセーブをおすすめする。
・感想
久しぶりにプレイした、戦闘の無いゲーム。アマガミぶりだろうか…。PS4版オープンワールドのどうぶつの森って感じのインディーズゲームだった。そこそこの大きさの島を舞台に、住民の依頼を聞いたり、お使いしたり、橋をかけたり、妖精や猫を集めたり、魚釣ったりするゲームです。スローライフゲーって感じかな。あまりこの手のゲームはプレイしないから類似作品を出せない。ただ、こんな雰囲気のゲームはPS系列だとインディーズ以外からは出てこないんじゃないかと思う。PSのゲーム、ドンパチやってんのが多く売れるイメージだし、大体CEROがD以上。こういうスローライフ系のゲームは任天堂ハードで出てるイメージだな。
どうぶつの森っぽいとは言ったものの、フィールドはかなり高低差があったり、地域によって景色が変わったりして良い。高低差があるフィールドだけど、落下死が無いってのも好印象。もっと言えば、海や川は泳げるようにしてほしかった。
あと普通に野生動物が居たりするし、そいつらに餌をやって懐かせて、農場で飼うこともできた。のんびり遊べて良かったです。
しかし、インディーズ故の、痒い所へ手が届かない感じの欠点も結構ある。プレイ時間が長くなるにつれて、段々と気になってくる部分が増えてきた。
一番大きかったのはファストトラベルの利便性の低さ。このゲームのファストトラベルの方法は2つ。セージストーンと呼ばれるファストトラベルポイントを利用したものか、消費アイテムを使用してのファストトラベルとなる。しかし、セージストーン転送では、セージストーンからセージストーンまでの転送しかできない。それに、セージストーン転送の場合は、転送先の確認方法がセージストーンの外見しかないため、不便にも程がある。消費アイテムを使用してのファストトラベル先は農場限定。セージストーンも農場も、そこまで頻繁に配置されているわけでは無い(一地域に一セージストーンor農場or両方って感じ)ので、移動はかなりめんどくさかった。素直にマップから転送先を選べるタイプで良かったのにな。
クエストマーカーの表示が、すべて依頼者を指示しているのは何考えてんのか分からなかった。アイテムとかクエスト依頼された対象を指すべきでしょ。依頼人や報告先を指してたところで何の役にも立たない。
季節や時間帯、天候という要素があるのは面白かったが、そういうもので限定される要素があるなら、ある程度は介入できるようにしてほしかった。時間飛ばしたり、天候弄ったりとか、プレイヤーが介入できた方がストレスは減る気がする。
それとローカライズが酷い。これは日本一が翻訳したのかな?アホなグーグル翻訳みたいな文章になってるせいで、キャラが何を言いたいのかさっぱり分からなくなってる。トロフィーのローカライズも酷いから「これは何をするトロフィーなんだ…?」と疑問に思うこともちょっとあった。
PS系には珍しいスローライフ系の雰囲気で面白いゲームだった。が、いちいち不親切というか…プレイしにくいので、そこを我慢できるかどうかが分かれ目だと思う。インディーズのゲームに慣れている人なら気にならない程度だとは思います。