ピンクのシリコン(非貫通)

クソどうでもいいことばかり書いてある。

俺GOTY2023

2023年にクリアしたゲームの感想とか書いてみる。

 

去年と同様に、エンディングを迎えたorメインシナリオを終わらせたゲームのみ書いていく。タイトルが赤字のものはプラチナトロフィー獲得済み。タイトルの横についている数字はお気に入り度数。数字が大きいほど楽しめたゲーム。

【1~3】面白い部分もあった

4~6普通に面白かった

7~9かなり面白かった

10マジで墓に入れて欲しいくらい気に入った

だいたいこのくらいの基準。選考基準は俺の好みに合うかどうかの一点のみなので数字が小さくても面白いゲームはもちろんある。

 

括弧内に書かれているのは遊んだハードでは無くバージョン。基本的に【PS5】【PS4】のものは全てPS5で起動しているし、【switch】のものはswitchで起動している。

 

・【PS5】Hentai vs Evil5/10

PS4で遊んでたゲームのPS5版をDLしてプレイ。2023年のトップバッターがコイツでいいのか?といった感じのゲームだが、半ケツのアニメガールがゾンビやオークを殺しまくるというコンセプトは最高なので良しとする。PS4のDL版を購入しておいたお陰でPS5版もタダでDLできた。変更点は不明。

 

・【PS4Marvel's Spider-Man8/10

PSゲームカタログにてプレイ。簡単操作でNYを縦横無尽に駆け巡れるスパイディのアクションが最高。ビルに反射する景色がたまらなかった。戦闘は若干単調。トビーマグワイアやアンドリューガーフィールド版のスパイディスーツがあるのも良かった。トムホ版は見てないので分からない。プレイを終えた後、猛烈にスパイダーマン2が見たくなった。ドックオクがカッコ良すぎる。

 

・【PS5】ホグワーツレガシー【6/10

発売日数日後に購入。隠れた名作ハリーポッターシリーズの世界観を元にしたオープンワールドゲー。映画で見た世界に実際に飛び込めるのは楽しかった。アバダケタブラ撃てるのもGood。ただクリア後はUBI的水増しを感じる収集物の多さや、やることの少なさを感じ、若干底の浅いゲームだったなぁと思ってしまった。繰り返し遊んだり、延々と強化していけるような、ゲーム的な面白さがあるゲームでは無かった。どちらかというと遊べる外伝的世界観資料集みたいなものだと思う。

 

・【PS5】バイオハザードRE49.5/10

予約して購入。ここ最近では発売日に希望小売価格をぶっ込める数少ないゲーム会社のうちの一つがカプコン。こことフロムはジャンルさえ自分に合ったものを選べば確実に楽しませてくれるという点で信頼できる。神ゲーが、生まれ変わって、神ゲーに(5,7,5)。オリジナル版の印象的だった部分はそのままで、現代風にアレンジされ、遊びやすく仕上がった神ゲー。もとが20年間遊ばれた神ゲーってのもあるけど、それにしたって本作の仕上がり方は完璧といって差し支えない。不満があるとすれば、RE2から謎に続投されたレティクル絞り(立ち止まって撃つのはRE4のゲームスピードには相性が悪く感じる)と、射撃場周り(クソガチャ、クソ難易度)。それ以外はマジで最初から最後までダレる所無く、余すところ無く楽しめた。

 

・【PS4バイオハザードRE49/10

同じゲームを2度トロコンするタイプのキチガイ。俺史上ではBloodborne、DARKSOULS、SEKIRO、Hentai vs Evilに続く5本目の複数回トロコンしたタイトル。流石にPS4版ということもあってか、PS5で起動していてもPS5版よりも若干ロードが長く、PS5版ではロードが無かったような場面でも暗転が挟まれることもあったような。あと敵の死体が結構早く消えていく。PS5版からの減点分はそれ。ゲーム自体が面白いものの、ハイスペック版を遊んだ後にロースペック版を遊ぶと微妙な気分になれる。

 

・【PS4バイオハザード7 Resident Evil7/10

PS5購入特典でプレイ。確かPSPlus入っている人限定だったか。現在はサービス終了済みだが、事前に落としておいたので何とかプレイできた。シリーズ最恐はどれ?と言われたら本作を挙げる人も多いのではないだろうか…というくらいに怖いゲーム。「強い敵が出てくるから怖い」とか「アイテムが底を尽きる不安」とか「びっくりする怖さ」もあるが、個人的に最高に嫌だったのが子供部屋の得体のしれない恐怖感の演出。あそこは周回してもなかなか嫌な空間だった。大した敵も出ず、迷うような道ですらないのに怖かった。何だったんだろうか。

かなり怖く、操作面でも申し分なしって感じのゲームだったが、RE4の後にやったのが最悪だった。戦闘の爽快感をもっと感じたいという欲に駆られてしまった。

 

・【PS4タリアの伝説【評価なし】

・【PS5】タリアの伝説【評価なし】

クレカの動作確認のために購入した100円くらいのゲーム。2分程度でプラチナトロフィーの獲得となる。一切遊んでないので評価なし。トロフィーの個数カウントのために書き残しておくだけ。

 

・【PS5】Thymesia【4/10

世間の評価は高めのソウルライクだが、個人的にソウルシリーズのパクってほしいところをパクりきれておらず、結局凡作って感じの評価。かゆいところに手が届かないのも所詮はインディーズ。ソウルライクは本家本元の絶妙さが最高で、ライクにそれを求めるのは酷なのかもしれない。なんというかソウルライクってSoulsborne(with SEKIRO)をパクった後に独自色を出そうとするんだけど、それが余計に感じてしまう。本作ではSEKIROでいうところの体幹ゲージと体力ゲージを両方削りきることでとどめがさせるようなシステムになっているんだけど、それが隻狼既プレイ民からすると冗長に感じる。敵の種類も多くはないし、ほぼすべての攻撃行動にスーパーアーマーがついてくる。このスーパーアーマーの存在が、BloodborneやSEKIROにはあった、「前へ前へともう一歩攻めていきたくなる感覚」をぶち壊している。イマイチでした。

 

・【PS5】FINAL FANTASY XVI8.5/10

数年ぶりのFF新作を予約購入。結構面白かったものの、発売前の期待を超えられたか?といわれると…な1作。期待してたほどではないが面白いシナリオと、期待してたほど奥が深くはないが動かしていて楽しいバトルが楽しめる。召喚獣バトルは期待以上だったが、あまりのボリュームに若干胃もたれを感じる。「これのM無いの?」って訊きたくなるレベルには全部XLサイズの大バトル。個人的にはFF12と同じくらい気に入ってるし、スクエアエニックスになってからは最高のFFだと思う。

 

・【PS4Déraciné8/10

PSVRに加えてPSmoveモーションコントローラが2本も必要というハードルの高さだが、それでも周辺機器をそろえてよかったと思わせてくれる、美しくも儚いシナリオと唯一無二のVR体験が得られるタイトル。本作のインタビューではDの宮崎が「VRゲーでは視覚的な実在感と、触れられない非実在感を感じる」といった趣旨のことを言っていた記憶があるのだが、今作ではまさにそれを体感をすることができる。

また、ゲームに登場するキャラとプレイヤーである自分の、時を超えたある種の非同期コミュニケーションが実を結ぶとすごく嬉しくなれる。宮崎英高のファンならぜひプレイすべきだが、プレイするためのハードルがめちゃくちゃ高いのが難点。

 

・【PS5】ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON9.5/10

約10年ぶりに帰ってきたらしいロボットアクション。AC3P、ACfA、ACVと立て続けに途中で投げ出していたシリーズだが、ルビコンの地ではついにクリアまで至った。旋回の排除を始めとする遊びやすさ重視の設計で、メカシューターというよりはメカアクション(ゲーマーには伝わるはず)としてRebootした本作だが、神ゲーだった。プレイヤーの駆るACが画面手前を向いたことに驚いた古参RAVENも多かったのでは?

フロムらしからぬシナリオの分かりやすい盛り上がり等もGood。エアは俺の嫁。ELDEN RINGといい、ここ最近のFROM SOFTWAREは2000年代くらいの”萌え”を温故知新して現代に黄泉還らせているフシすら感じる。なので、”推し”ではなく”嫁”だし”萌え”なんだよね。近年のラノベやアニメのヒロインとは違った、traditionalな”萌え”である。あっぱれ。賽投げルートのロマンチックが爆発しているENDINGと、そこでかかる名曲Stargazerも最高だった。神ゲー

 

・【PS5】アサシンクリード ミラージュ6/10

原点回帰を謳うマンネリアサシンPart…幾つだっけ?発売日に購入しました。公式の宣言通り、コンパクトなボリュームかつオリジンズ以前を感じるゲームだった。密度を感じるゲームかと言われれば…ちょっと微妙な気もする。でもオリジンズ以降のダクソ+ウィッチャーみたいなアサクリよりは、はっきりとアサクリらしさを感じられてよかった。最初は楽しいけど途中からちょっと飽きてきちゃうところもしっかり継承されている。

 

・【PS4アサシンクリード オデッセイ7/10

オリジンズ以降続く大作RPG路線第2弾。前作のダクソっぽい戦闘にスキルシステムが追加されたことでGOWのような感じの派手な戦闘に。オデッセイの名に恥じぬ大ボリュームと、その割に豊富なロケーションのお陰で飽きないマップが良かった。OWでマップの景観が変わり映えしないとマジでクソですからね。結構シリーズでも上位に来るくらい楽しいゲームでした。

 

・【PS4ドラゴンズドグマ ダークアリズン8/10

いつぞやのセールで買ったCAPCOM発のオープンワールドARPGオープンワールドとは名ばかりの小ぢんまりとしたフィールドに、当時から批判的な声も目立った作品だったが、俺が初めて触れたオープンワールドゲーということで思い入れが深く、お気に入りのタイトル。夜が、クソモニターでプレイするFF16の如き暗さでランタンが必須であったり、そのランタンにも燃料の概念が存在し、適宜補充を行わなければ真っ暗になるというような要素に代表されるめんどくさいシステムが多数存在する。しかし、オープンワールドゲーならば、不便ながらもその世界で生きていることを感じさせられる要素が好きなので、2でも残っていてほしい。クーラー・ホットドリンクをオミットする今のCAPCOMだと利便性優先で削除されそう。悲しい。あとはシルクランジェリーやミューテーション、黒呪島のようなトレハン要素なども残していてほしい。シルクランジェリーはキツいか…。

とにかく2には期待しています。10年前から「続編で化ける」と言われていたタイトルが、今乗りに乗った状態のCAPCOMから放たれるという奇跡を全身で味わいたい。

 

 

以上、13タイトル(同タイトル別Verは同カウント)をプレイし、13個のプラチナトロフィーを獲得。ブーストゲーを除けば11個のプラチナトロフィーを獲得したことになった。総獲得プラチナトロフィーは72個。目標の100個までは今のペースだとあと3年ほどかかりそうです・・・。年末記事のうち5タイトルが今年発売のゲームであり、他にもDiablo4なども購入するなど、自分としてはかなり多くの新作を購入した1年だった。2023年はGOTYノミネート作品を見ていても豊作だったと思う。

 

俺GOTYはバイオハザードRE4かARMORED CORE VI FIRES OF RUBICONで揺れている。揺れたまま、ついに決められなかった。一刻の感情ではSEKIROやアマガミに並んでしまうほどの2作。ただELDEN RINGやDMC5には並んでいる。俺の中で。

 

来年は2月1日からグランブルーファンタジーリリンクを皮切りに、FF7Rebirth、Skull and bones、Dragon's Dogma2など、延期を繰り返したり、発売を長く待たれていたゲームが立て続けにリリースされる。個人的にはファンタジーライフの新作や、ELDEN RING のDLCも気になる。これまたゲーマー的には幸せな1年になると思う。