ピンクのシリコン(非貫通)

クソどうでもいいことばかり書いてある。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON:プレイ日記4

・ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

仕事を始めましょう。

集積コーラル到達。そしてアイビスシリーズとの激闘。バルテウスと同じくらい…とまではいわないが、結構詰まった。モーションと紅いコーラルカラーからか、巷では腐敗の女神を幻視する人が多いように見受けられたが、個人的に連想したのはマリケス。なんというか、ブレードや月牙天衝を多用されるとソウル感が増す気がする。

あと「まだだ、まだ終わってない!」が始まるアレは獅子猿を思い出しましたね。フロムのボス戦は倒しても安心できない。

ヴェスパー部隊の最強格(?)フロイトが本編にも登場。アリーナでは最高ランクに鎮座している彼だが、そこまで苦戦せずに倒すことができた。さすがは導きのショットガン様。

それはそうと、アリーナの説明文を読むと、彼はどうやら強化人間ではなく、ただの人間として最強格に上り詰めた奴らしい。どことなくMGRのサムエル・ホドリゲスやベルセルクのガッツを連想させられ、浪漫を感じる設定。そして戦闘狂っぽい。

最後の方のミッション。コーラルの波に乗ることでENが無制限に使えるミッションだった。序盤は戦艦との闘いで、すべての目標を撃墜すると、ザイレムに今作No1イケメンキャラことラスティが新型機に乗って登場。ラスティの機体はデザインがヒロイックで大変よろしい。本人の活躍もセリフも声も申し分ない。今作ではかなり人気上位に来るキャラだと思う。そんなラスティを倒してしまうのは少し悲しかった。

おれの初見選択ルートのラスボスはエアだった。常時トランザムのような高速起動と量子化、質量を持った残像のような攻撃、変形機構…などなど、プレイヤーはできないけどめちゃくちゃかっこいいモーションがてんこ盛りだった。彼女を倒してしまった時の喪失感はギャルゲでBADENDを見てしまった時のそれに匹敵するほど。興味本位で真っ白な絢辻さんを見てしまったあの時に近い感情を抱くことになった。

というわけでアーマード・コア6ファイアーズオブルビコンをクリアしました。初見ルートはレイヴンの火。

 

風のうわさに聞いていた話で判断すると、アーマード・コアシリーズのシナリオはドライでクールな印象だったが、実際にプレイしてみると様々なキャラに感情移入できたり、或いは全く感情移入できないが印象的で魅力的だったり、熱い展開が多かったり…と、自分のプレイしたフロムソフトウェア作品では最も感情を動かされた作品だったと思う。お気に入りミッションはアイスワーム戦、ラスティ新型機、ラスボス戦あたりだろうか。ハートマン軍曹っぽさがにじみ出るG1ミシガンや気持ちの悪いオーネスト・ブルートゥ、スネイプ先生っぽい嫌味なニュアンスを感じるスネイルだったり、声と機体だけの登場とは言え個性的なキャラが勢ぞろいのゲームだった。

 

どうでもいい話だが、ELDEN RINGのラニといい、本作のエアといい、ここ最近のフロムは最近のラノベやアニメから微妙に失われた”嘗ての萌え”を追求している気がしてならない。多分気のせい。

それでは。