ピンクのシリコン(非貫通)

クソどうでもいいことばかり書いてある。

ELDEN RING:クリアしたので感想とか

初めてプリコネのログインを忘れるくらいハマった神ゲーの感想。

 

・王となれ

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エルデンリングをクリアしてきた。クリア後のネタバレ有で感想とか書いていく。

 

到達したエンディングは狂い火の王。王都地下にいる狂える三本指に抱かれることで到達が可能。3本指に抱かれるとキャラの目がシャブリリのブドウみたいに黄色く発光する。

クリア時のレベルは118でプレイ時間は88時間。ダクソやブラボなら平気でトロコンできている時間である。それだけ今作はボリュームがあった。

 

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まずは戦闘面。個人的には隻狼のように攻防一体のアツいインファイトが楽しめることを期待していた。

結論から言えば、今作は遺灰と戦技をできる限り叩き込むゲームであり、ダクソのように相手の攻撃の終わりを待ってR1でチクチク攻撃していく遊び方は縛りプレイ以外の何物でもない。また、ダクソやブラボよりもRPG要素が強く出ているので今までの感覚でレベルを縛る(~120とか)と地獄を見ることになると思う。俺も最初はロードランやロスリックスタイルの戦闘を行い、敵の硬さや隙の無さに文句を言っていたが、十分にレベルを上げ、R1攻撃を辞めて戦技を使っていくことでダメージ量への文句はあまりなくなった。しかし隙の無さに関しては未だちょっと良く分かってない。バトルに関しては前作SEKIRO:shadows die twiceのように、敵の攻撃が自分のチャンスにもなるようなものを期待していたが、今作では攻め続けることのリターンがイマイチ感じられない。連撃後に「自分のターンが来た!」と思っても、相手がバックステップして距離を取ったり、出の早い攻撃をしてきたりとなかなか攻められない。このあたりはもうちょっとエルデンリングの戦い方をしていけば受け止め方が変わってくるのか、それとも”そういうもの”として受け入れるしかないのか。結局アルター高原以降は、遺灰で無理やり隙を作り、戦技をブチ込んでいく戦い方しかできなかった。

現時点での戦闘面での評価は、隻狼>ブラボ≧エルデンって感じで、ソウルシリーズと比べるなら「できることが増えて楽しかった半面、戦っていて楽しいボスが少なかった」といった感じ。あくまで現時点で。今後エルデンリングの戦闘に対する理解度が深まればまた変わるかもしれない。隻狼も発売直後はダクソムーブが抜けず文句を言っている人がちらほらいた。隻狼ムーブには即対応できたけどエルデンムーブはまだまだできていないのかもしれない。

 

で、本作で一番メインディッシュともいえる要素であるオープンフィールドでの探索だが、これはもう最高。まず序盤で行ける範囲がヤバイ。リムグレイブでいくつか祝福に触れ、馬をもらえた時点で世界の約半分程度まで走り回ることができる。確認した範囲では北西はカーリア、東はケイリッド、その気になればボスを倒さずにアルター高原までたどり着くことができる。さすがに王都ローデイルには入れなかった(二本指の封印があるので)。ローデイルに行けないので北にある巨人たちの山領にも行けない。火山は行かずにクリアしちゃったのでよく分からない。とは言えリエーニエやケイリッドを探索できるってだけでもかなりのボリュームがある。割とその辺に強い武器も落ちてるし。敵も強いけどある程度なら探索する価値はあると思う。

そもそもリムグレイブの時点で坑道やら地下墓やら洞窟やらがわんさかある。多分まだ見つけられていない部分もある。広い世界に様々な中小規模のダンジョンが点在していることで、「ここのボスに勝てない!」ってなったときに、既存の作品なら「寝る」か「ゲームを中断する」しかなかったのが、「別のとこ探索しよ」ってムーブが可能になる。ある程度先まで進んでから過去に大ボスを倒したエリアに戻って探索することで成長を実感することもできる。ゲームの息抜きがゲーム内でできる神ゲーエルデンリング。辞め時が見つからない。俺がエルデンリングをプレイする手を止めるのは俺の心臓が止まったときだと思う。そのくらいずーっとやってられる。助けてくれ…。

 

と、まぁ現段階での感想としては戦闘△それ以外神ゲーって感じです。とにかく戦っていて楽しいと感じられるボスがめちゃくちゃ少ない。ラスボスに至っては霜を踏んでいた。前座戦は最高にアツかったんだけどねぇ。今作、戦っていて楽しいボスがいたら大体第二形態が待ってるイメージがある。

 

今回はこの辺りで。